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令和3年度

「長崎県警サイバーセキュリティボランティア 委嘱状交付式」を行いました

令和3年7月15日(木)本校多目的教室において「サイバーセキュリティボランティア委嘱状交付式」が執り行われました。

本校では平成29年度から、長崎県警察本部と連携してサイバー人材の育成、サイバーセキュリティ意識の向上と児童被害防止を目的として、サイバーセキュリティボランティア活動を実施しています。特徴としては、専門知識を持った情報系の学生のみならず、それ以外の学科の学生もボランティアとして活動しており、非常に幅広い視野でサイバーセキュリティを捉え、あらゆる角度から分かりやすく実施していることです。
今年で5年目を迎える活動ですが、今年度は34名の学生(1~3年生:16人、4~5年生及び専攻科生:18人)がエントリーしました。

交付式では、「サイバーセキュリティ推進校」の委嘱状を本校の中島 寛校長が代表で頂き、サイバーセキュリティボランティアの委嘱状を学生の代表として、機械工学科3年 阿瀬知笑花さんと電子制御工学科5年 野口真生さんの2名に交付が行われました。

交付後、長崎県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課調査官の山浦様より「コロナの影響でテレワークの普及やキャッシュレス決済など、社会活動や生活にも大きな変化がある。この変化する時代の中で、子供たちにインターネットの正しい使い方やモラルを教える活動は非常に価値がある。今年度もコロナの影響で思うように活動できないかもしれないが、こんなときだからこそ若い皆さんの柔軟な発想による新たな形での取り組みを期待している。」とご挨拶をいただきました。

最後に本校の中島 寛校長から「全国高専のパンフレットに載るほど、佐世保高専を代表するユニークな活動である。今後とも長崎県警と連携を図り活動を進めていきたい。学生の皆さんには、教える立場として、警察の方の思いも理解し、小中学生に伝えたい熱意を大切にして任務を遂行してもらいたい。」と激励の言葉がありました。

今後、委嘱を受けた学生は、セキュリティの専門家(株式会社 ラック)による講習会を受けたのち、講師として県内の小中学校に出向いて講演活動を行う予定です。

 

長崎県警 山浦 康宏氏のご挨拶 学校への交付(中島校長)
学生代表への交付(阿瀬知さん) 学生代表への交付(野口さん)