平成29年度

公開講座「未知なる力、”パルスパワー”を学ぼう!」を開催しました

公開講座「未知なる力、”パルスパワー”を学ぼう!-高電圧工学とプラズマ科学- 」

【開催日時】平成29年12月16日(土) 10:00~17:00

本プログラムでは、電気の力を利用したパルスパワー工学の基礎から最新応用まで、そしてプラズマ科学に関する講義や実験実習を行いました。
実習では、参加者全員で協力して高電圧を発生させるマルクスタワーを作製し、そして小さいなカミナリを発生させました。
また、パルスパワーの応用やプラズマに関する実験を行い、その仕組みに ついて学びました。

参加者は、自分たちで小さなカミナリを作ったり、身近な炎がプラズマであることが分かり、楽しい時間を過ごしているようでした。このようなプ ログラムを通じて,少しでも電気や工学に興味を持ってもらえることを願っています。
 

平成29年度

一般教養講座「氷がにょきにょき 」を実施しました

一般教養講座「氷がにょきにょき 」

【開催日時】 平成29年8月26日(土) 10:00~12:00

平成29年8月26日(土)、本校の化学実験室にて一般教養講座を開講しました。
小学生13人とその保護者が参加しました。

児童がそれぞれひとりひとつの装置を工作し、過冷却を用いた氷生成装置「氷がにょき にょき」を作りました。
気温が高いこともあり、苦心している児童もいましたが、すべての装置で無事に実験は 成功し、目の前で氷の柱が「にょきにょき」と成長する様子を観察することができました。
また、実験では水のほかにオレンジジュースやカルピスで氷柱を作ることにも成功し、 様々なものの状態変化を観察しました。

参加者は目の前で液体が固体へと変化していく様子を初めて観察し、最後まで実験を楽しんでいました。
氷生成装置「氷がにょきにょき」は、実験後各自でお持ち帰りいただきました。

平成29年度

公開講座「電気ってなあに」を実施しました

公開講座「電気ってなあに~生まれてから使われるまで~ 」

【開催日時】 平成29年8月26日(土) 10:00~16:00

容器内に宇宙空間と同じ状況を作り、放電電圧と外部に作製したコイルに加える変調磁界によって、自分の手でオーロラによく似た挙動を再現しました。
また、自作の高電圧発生装置で小さな落雷を起こし、その挙動を観測しました。

講演では、電気の基となる電子がいったいどこにあって、どのような特徴を持っているのかを、歴史的背景も踏まえて説明しました。

本講座で少しでも電気について興味を持ってもらえば幸いです。

 

平成29年度

公開講座「楽しい電気電子工作」を実施しました

公開講座「楽しい電気電子工作」

【開催日時】 平成 29年 8 月 22 日 (火) 10:00 - 15:00

電気電子工学科の公開講座「楽しい電気電子工作」(中学生および小学校高学年対象)では、電池とモーターで、黒い線にそって動くライントレースカーを組み立てました。黒い線を読み取る光センサーを調整して、全員、線にそって進むようになりました。

午後から、決められた経路を進むように、コンピュータを利用してプログラミングしました。直進や回転の時間のプログラミングが難しいようでした。最後は、決められた経路をゴールするまでの時間を計って、速い記録を出したライントレースカーのプログラミングをした参加者に、賞品がありました。

参加者は自分で組み立てたライントレースカーを持ち帰り、自宅でもライントレースやプログラミングを楽しむことができるでしょう。

 

平成29年度

一般教養講座「親子おもしろ工作教室」を実施しました

一般教養講座「親子おもしろ工作教室 ペットボトルでミニ水族館をつくろう!」

平成29年8月10日(木)、一般市民対象の一般教養講座「親子おもしろ工作教室」を実施しました。
一般教養講座は、本校一般科目教員が主となって一般市民向けに開講している講座です。
今回は、本校物理実験室にて「ペットボトルでミニ水族館をつくろう!」という講座を実施しました。
講師は、森 保仁教授(一般科目物理科)と、原 久之技術職員(技術室)の2名が担当しました。
夏休みの自由研究に意欲的な小学生19名(親子16組)が参加し、にぎやかな工作教室となりました。

今回の工作は、100円ショップにあるものを用いて「くるくる回るストロー浮沈子」を作り、海の生き物のシールを貼ってペットボトルの中に「ミニ水族館」を作るというものです。
親子で協力しながら、ストローに画びょうで穴をあけたり、浮沈子の浮力調節をしたりしていました。
最後に、ペットボトルの外側に色マジックで海草や岩を描いたりして、ミニ水族館を完成させました。
参加した子ども達は、きっと「ものづくり」が大好きになってくれたのではないかと思います。

工作教室終了後、参加した子供たちからは、次のような声が聞かれました。
・お母さんと一緒にシールを貼ったので楽しかったです。(小学2年生)
・ストローを火でくっつけるなど、今まで知らないことが色々できてよかったです。(小学3年生)
・浮沈子を上げたり下げたり回したりできることが、びっくりしました。(小学5年生)
また、一緒に参加して下さった保護者の方々からは、次のような声が聞かれました。
・先生のお話がとても分かりやすく、高専のレベルの高さを感じました。
・とても楽しく子供も満足できたようです。家でも作れるところが大変良かったです。
・作品が水族館で夏らしく、浮いたり沈んだりを楽しく遊びながら学べてよかったです。

平成29年度

公開講座「ものづくりメカの世界」を実施しました

公開講座「小・中学生のための『ものづくりメカの世界』体験ツアー!」

平成29年7月22日(土)9:00~15:30に、小学校5年生から中学3年生を対象に、佐世保高専、機械工学科 公開講座「小中学生のためのものづくりメカの世界体験ツアー」を開催しました。当日は、機械工学科学科長、藤田先生から機械工学トピックスとして、からくり人形等の機構を中心に、機械の面白さを熱心に話していただきました。その後、4組に分かれて、以下の3つの実験を順番に体験してもらいました。

テーマA:「レゴでサソリロボットを作って動かしてみよう」 :貞弘 晃宜 先生
テーマB:「佐世保こまキーホルダーを作ろう」 :西口 廣志 先生
テーマC:「CDを利用した風船ホバークラフトを作ってみよう」 :中島 賢治 先生

テーマAでは、参加者の皆さんには、まず音を感じたり距離を測ったりする部品(センサー)がどのようなものか調べた後、レゴブロックでサソリロボット(Spike:スパイク)を作り上げてもらい、音や敵などロボットのまわりの様子に反応動くようすを確認して楽しんでもらいました。

テーマBでは、実習工場で、モノづくりのための機械を見学してもらった後、NC旋盤という機械でアルミを削って作られたミニチュアの佐世保ゴマの色塗りや、こま回し体験をしてもらいました。最後に、穴あけ加工をしてもらい、キーホルダーにしてお持ち帰りいただきました。

テーマCでは、CDと風船を利用して、ホバークラフトを製作してもらいました。ホバークラフトの原理を説明してもらってから、身の回りにある材料を使って作成してもらいました。

どのテーマでも、皆さん、大変楽しんでいただきました。

 

 

平成29年度

公開講座「小型二足歩行ロボットを作ろう」を実施しました

公開講座「小型二足歩行ロボットを作ろう」

【開催日時】 平成29年7月22日(土) 9:00~15:00

受講生の皆さんには、モノづくりの楽しさを知ってもらうために、ハードウェアとソフトウェアの両方を体験してもらいました。
午前中に、非常に小さいネジ止めに苦労しながらロボットを作製し、午後からは、そのロボットの歩行プログラムを何度も修正し、足を上げて歩く2足歩行ロボットを作っていただきました。
ロボットが歩いたときには、教室中から大きな歓声が聞こえるなど、せっかく作ったロボットを持ち帰ってもらえなかった点を除けば受講生の皆さんには大満足して帰ってもらったと思います。
これを機会に、モノづくりに関心をもってもらえれば幸いです。

平成29年度

公開講座「おもしろ化学実験」を実施しました

公開講座「おもしろ化学実験~体験しよう!不思議な化学の世界~

【開催日時】 平成29年7月22日(土) 9:30~15:30

身の周りの化学について5つのテーマを体験し「面白い実験や楽しいものづくり」を学びました。

<テーマ>
・プラスチックで手びねりものづくり
・缶バッチ作りに挑戦
・この「におい」は何だ?においの名探偵!
・野菜から光る物質を取り出してみよう!
・「イオン」電池を作ってみよう

小中学校では習わない少し難しい内容でしたが、皆さん夢中になって実験に取り組んでいました。
また、高専生との交流では色々な質問をしていました。
簡単な実験ですので、自宅でも是非挑戦してみて下さい。