平成25年度

平成25年度 一般教養講座「親子おもしろ工作教室」を実施しました

一般教養講座「親子おもしろ工作教室 -線香花火をつくろう!-」

平成25年7月31日(水)14:00~16:00に、一般市民を対象とした一般教養講座「親子おもしろ工作教室」を実施しました。
一般教養講座は、本校一般科目教員が主となって一般市民向けに開講している講座です。
一般科目の理科では、佐世保高専の物理実験室にて「線香花火をつくろう!」という講座を実施しました。
講師は、森保仁教授(一般科目物理科)と山北久枝技能補佐員(技術室化学担当)が担当しました。
夏休みの自由研究に意欲的な16家族41名(親17名、小中学生24名)が参加し、大変にぎやかな工作教室となりました。
講座ではまず、日本の花火の歴史や日本製の線香花火の現状、線香花火の燃え方について話をしました。
次に4種類の材料を混ぜ合わせて火薬を作り、これを細長い紙に包んでこより状にして線香花火を作りました。
特に火薬の部分が難しかったようですが、親子で協力しながら子ども一人あたり約20本の線香花火を作りました。
何本かはその場で火をつけて楽しんでもらい、残りは自宅に持ち帰って夜に楽しんでもらいました。

 

工作教室終了後、参加した子供たちからは、次のような声が聞かれました。

・材料をまぜただけで火薬ができるなんて思ってもいなかったので、楽しかったです。(小学生)
・最初は紙が破れたりしたけど、どんどん上手にできるようになりました。また作りたいです。(小学生)
・今度は線香花火以外の花火も作ってみたいです。高校生になったら佐世保高専に入りたいです。(小学生)
・なぜこんな現象が起こるのか調べてみたいし、材料を調合する量や種類をいろいろ変えてみたい。(中学生)

また、一緒に参加して下さった保護者の方々からは、次のような声が聞かれました。

・とてもよい体験学習でした。自分で作って仕上げた喜びを勉強したと思います。
・火薬を手作りして、自分たちで花火を作り、実際に花火で遊ぶという作業全てがとても楽しかったです。
・どうしたら長くきれいな火花ができるかを考えながら、楽しくできました。貴重な体験ができて大興奮でした。