現代GP

広域展開型

日中相互交流による実践的若年技術者の育成

現代(GP)(地域活性化への貢献(広域展開型)「日中相互交流による実践的若年技術者の育成」

佐世保工業高等専門学校において、平成17年度から4年間にわたって取り組んだ「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」(現代GP)、取組名称『日中相互交流による実践的若年技術者の育成』事業は、平成21年3月をもちまして終了しました。
補助事業終了後も中国の大学等との交流は継続していく予定です。

 

実施報告(PDF 195KB)

 

成果報告書(PDF)

 

2005年度(平成17年度)成果報告書(26.7MB)

 

各年度に当該年度の実施事業について取りまとめた成果報告書を発行しました。

 

2006年度(平成18年度)成果報告書(54.8MB)

2007年度(平成19年度)成果報告書(57.2MB)

2008年度(平成20年度)成果報告書(74.2MB)

最終報告書(32.3MB)

◇各年度の実施済み事業
平成17年度の実施済み事業
平成18年度の実施済み事業
平成19年度の実施済み事業
平成20年度の実施済み事業
担当部署:総務課企画係
電話番号:0956-34-8415

厦門理工学院の学生及び教員の受入を行いました

本校では、平成17年度から中国福建省厦門地区にある姉妹校、「厦門理工学院」との相互交流を行っています。
本年度も、その交流の一環として7月に厦門理工学院から学生及び教員の受入を行いました。

受け入れた学生及び教員は、次のとおりです。
学生:6人
戴瑛傑(文化伝播学部文化産業管理専攻)、楊超(外国語学部英語専攻)、呂璇(商学学部財務管理専攻)、陳奥思(芸術学部服装設計専攻)、孫盼(機械学部車輌工程専攻)、王露瑶(外国語学部日本語専攻)
教員:3人(約1週間ずつ交代)
李鵬鵬先生(電子学部講師)、李衛東先生(商学学部書記)、劉建春先生(機械学部副教授)

交流日程は、次のとおりです。
7月12日(月):入国
7月13日(火):校長面談、学校案内、知識活用、学寮歓迎会
7月14日(水):授業見学、先端設備研修(電気電子工学科)
7月15日(木):工場見学旅行(トヨタ)
7月16日(金):授業見学、専攻科生との相互発表会
7月17日(土):専攻科生との交流(宇宙科学館、陶芸体験)
7月18日(日):買い物・ボートフェスティバルなど
7月19日(月):専攻科生との交流(ハウステンボス)
7月20日(火):先端設備研修(電子制御工学科)、講演会の聴講、知識活用発表会
7月21日(水):授業見学、研修プログラム(電気電子工学科)、華道体験
7月22日(木):研修プログラム(機械工学科)、研修プログラム(電子制御工学科)
7月23日(金):佐世保市長表敬訪問、街頭インタビュー(四ヶ町アーケード・佐世保駅構内)、
7月24日(土):茶道体験、ホームステイ(1泊2日)
7月25日(日):ホームステイ
7月26日(月):佐世保北ロータリークラブ歓迎会、専攻科生との交流(パールシー)
7月27日(火):街頭インタビュー結果発表
7月28日(水):工場見学旅行・観光(ソニーセミコンダクタ九州、グラバー園)
7月29日(木):帰国準備、歓送会
7月30日(金):帰国

受入学生とは主に英語でコミュニケーションをとりましたが、受入学生の英会話の能力は高く、ほとんど不自由はありませんでした。今後も友好的な交流を通して、学術的にも良いパートナーとなれるのではないかと感じました。今後はより深く交流を進めるため、同じ課題に対して共同で問題の解決を行う「協業」に取り組み、高いコミュニケーション能力を養うような事業へ展開していきたいと考えています。

写真集(PDF 241KB)

平成20年度の実施済み事業

《本年度の目的》

本事業の最終年度として、本校独自で行ってきた中国厦門理工学院との相互国際的インターンシップを、完成されたシステムとして構築する。また、これを国際的技術者育成のモデルケースとして、昨年締結した承徳石油高等専科学校や北京大学との新たな相互交流を具体的に行う。加えて、日中の他の教育機関にこのモデルを広く紹介し、日中が連携した国際的技術者育成を地域的に拡張する。
このために、日中の他の教育機関や企業の代表者を招待した「第1回中日高専(高職)学校教育フォーラム」を承徳石油高等専科学校で開催する。これらの活動によって広い国土を持つ中国の多面性を学習することができ、交流学生の国際性がより深くなるとともに、より深い国際性を身につけた学生が増加する。

 

《本年度の実施済みの事業》

1 厦門理工学院へ派遣する学生及び在中日系企業へのインターンシップ学生を選定
2 先端技術教育設備の導入
3 「第1回中日高専(高職)学校教育フォーラム」の開催(開催場所:中国承徳市)
4 厦門理工学院の留学生及び教員の受入事業の実施(学生6名、教員3名:3週間)
5 厦門理工学院より若手教員を短期外国人研究者として招聘(1名:8ヶ月間)
6 中国語会話講習会の実施(週1回、全15回)
7 中国留学経験者及び中国進出企業関係者による本校での講習会の開催
8 在中日系企業への工場見学事業の実施(本学4年生対象:40名程度:5日間)
9 本校から厦門理工学院への派遣事業の実施(専攻科2年生6名、教員3名:3週間)
10 在中日系企業へのインターンシップ事業の実施(専攻科2年生6名:1週間)
11 「第4回佐世保・中国国際交流フォーラム」の開催(開催場所:佐世保市)

平成19年度の実施済み事業

《本年度の目的》

中国厦門理工学院との相互国際的インターンシップを継続するとともに、昨年締結した承徳石油高等
専科学校との交流をより深める。また、新たに中国の大学(北京大学等)との新たな交流締結交渉を行う。
これによって広い国土を持つ中国の多面性を学習することができ、交流学生の国際性がより深くなる。
更に昨年から始めた中国進出日系企業におけるインターンシップを人数、期間ともにより充実させる。
これによって、より深い国際性を身につけた学生数が増加し教育効果が高まる。このために、本年度の交流
報告会(佐世保・中国国際交流フォーラム)を中国厦門市において開催することとし、在中日本企業の協力
を得る予定である。

 

《本年度の実施済みの事業》

1 厦門理工学院へ派遣する専攻科生を選定する。また、在中日系企業へのインターンシップ希望者を専攻科生から選定する。
2 先端技術教育設備の導入
3 厦門理工学院の留学生受入事業の実施(学生6名:3週間)
4 厦門理工学院より教員を短期外国人研究者(8ヶ月間)として招聘
5 北京大学より大学関係者を招聘し、本校との交流協定に関する打合せを行う。
6 承徳石油高等専科学校より教員を1名招聘(1-2週間)
7 中国語語学講習会(週1回、全15回)の実施
8 中国留学経験者、中国進出企業代表者による本校での講習会の開催
9 在中日系企業への工場見学事業の実施(電気電子工学科4年生対象:40名程度:1週間)
10 第3回佐世保・中国国際交流フォーラムの開催(開催場所:中国厦門市)
11 中国へ派遣した学生による相互インターンシップ報告会の実施

平成18年度の実施済み事業

1 廈門理工学院派遣専攻科生を希望者の中から選定
2 中国語語学講習会の実施
3 中国留学経験者・中国進出企業代表者による本校での講習会の開催
4 先端技術教育設備の導入
5 廈門理工学院の留学生受入事業の実施(3週間)
6 日本国内および中国へ教員を派遣し新たな交流学校・企業を開拓。また、必要に応じて中国から関係者を招へい
7 中国留学経験者・中国進出企業代表者による本校での講演会の開催
8 在中日系企業への工場見学事業の実施(4年生希望者:10名程度:1週間)
9 本校から中国廈門理工学院への派遣事業の実施(専攻科2年希望者対象:4-6名:3週間)
10 在中日系企業へのインターンシップ事業の実施(専攻科2年希望者対象:若干名;1-3週間)
11 日本国内および中国へ教員を派遣し新たな交流企業を開拓
12 中国へ派遣した学生による相互インターンシップ報告会の実施
13 第2回佐世保・中国国際交流フォーラムを開催し18年度事業成果を報告。フォーラム終了後に日中相互交流評価検討委員会を開催
14 各種学会や研究会に参加し本字業の成果を報告。また、当該学会誌に本研究の取組を論文として投稿。

平成17年度の実施済み事業

1 中国留学経験者・中国進出企業代表者による本校での講習会の開催(1回目)
2 中国進出企業代表者による本校での講習会の開催(2回目)
3 本校から中国厦門理工学院への教員(3名)・学生(4名)派遣事業の実施
4 日中交流熊本大学上海フォーラムへの教員の派遣
5 中国へ派遣した学生による相互インターンシップ報告会の実施
6 中国語語学講習会の実施
7 「日中相互交流による実践的若年技術者の育成」事業に係る中国上海市近隣の大学等及び日系企業訪問調査実施
8 東京フォーラム参加
9 「日中相互交流による実践的若年技術者の育成」事業に係る中国承徳石油高等専科学校訪問調査を実施
10 「第1回佐世保・中国国際交流フォーラム(日中相互派遣事業報告会)」開催