現代GP

キャリア教育

実践的総合キャリア教育の推進

5年間のためではなく、50年間のために

-Not only for the near future but for a lifelong career-

 

【申請テーマ】実践的総合キャリア教育の推進

【取組名称】 PBLを柱としたキャリア教育システム構築

【選定年度】 平成19年度

【取組期間】 平成19年度から平成21年度 【取組の概要】
本校では、科学技術の更なる発展に貢献し得る創造性豊かな人材の育成を目標としたキャリア教育を
実施する。 特に、工学技術者として必要な、主体性、情報収集、知識活用など実践的な能力の育成を行う。併せて、現実的なキャリアデザイン能力、人間力の向上を目指す。
キャリア教育としての具体的な取組は、以下のとおりである。

 

キャリアPBL教育を柱とした本校独自のキャリア教育システムを構築
キャリア教育支援室を新設し、学生の主体的なキャリアデザインを支援 (各種進路情報のデータベース化、外部機関の交渉、キャリア証明書の発行等)
従来のキャリア教育の体系化(LHR、各行事、学年集会など)を行い、低学年からのキャリア教育を充実
産学連携コンソーシアム(西九州テクノコンソーシアム;NTC)との提携による学外授業・体験の充実 (インターンシップ、工場見学、講演会など)
キャリア教育の単位化による学生の意識向上

【取組の目的】

本補助事業全体の取組では、佐世保工業高等専門学校の学生が自律的にキャリアデザインをできる
能力を身につけることを目標とし、PBL(Problem Based Learning)を柱とするキャリア教育システムを構築する。
本取組は、システマティックなPBLのノウハウをキャリア教育に応用し、技術者に必要とされる実践的な能力を向上させることを目的とする。本学の教育目的は、日本の経済の根幹を担う創造的な工学技術者の人材育成を目指す。なお、この教育目標は、本校の教育理念とも合致している。

【平成20年度~平成21年度の事業実施計画】

【平成19年度の事業実施計画】

【平成20年度~平成21年度の事業実施計画】

(佐世保高専/事業名称:PBLを柱としたキャリア教育システム構築)

 

平成20年度の実施計画

平成20年度は補助事業の目的を達成するための試験運用年度と位置づけ、

PBL教育(PBLを柱とするキャリア教育 システムの構築)に関して

 5月から6月   キャリアリサーチワーク(対象3年生)およびキャリアPBL(対象4年生)の実施準備
             (説明会、グループ決め、計画立案等、キャリア支援室利用方法の説明等)
 6月から 1月   キャリアPBL実施
 7月から12月   キャリアリサーチワーク実施
 9月から11月   キャリア教育を実施している機関の視察(3名)
10月        キャリアリサーチワークおよびキャリアPBLの中間ヒアリング
12月        キャリアリサーチワーク報告会
 1月        キャリアPBL報告会
 1月から 3月   キャリアリサーチワーク・キャリアPBLの実施評価とカリキュラムの見直し
 1月から 3月   ファシリテーター制度のマニュアルを作成

キャリア教育支援室に関して

 4月        教員、学生へのキャリア教育支援室利用の説明
             (支援室の機能、利用方法、マニュアル等の周知)
 4月から 3月   キャリア教育支援室の利用開始と整備・改善,専属コーディネーター・事務補佐員の
             雇用
 4月から 9月   外部指導者の選定、依頼
             (NTCを介した企業関係者の選定、支援室の事務担当者の選定)

データベース化およびキャリア関連科目の単位化に関して

 4月から 9月   ICカード出席システムとデータベースシステムの構築準備
 4月から12月   キャリア教育関連教科の単位化、キャリア証明書の実施案作成
 4月から 3月   キャリア関連行事のスケジュールにそって各種講演会・各種講話・学年集会・工場
             見学などを実施
10月から 2月   出席管理システムの試験運用およびデータベースシステムの試験運用

 中間報告・評価に関して

 8月から 3月   各種講演会や研究会に参加し本事業の成果を報告、また当学会誌に本研究の成果
             を論文として投稿
12月から 1月   キャリア教育シンポジウムの開催
 2月        現代GP合同フォーラムへの参加
 3月        外部評価委員会への報告およびキャリア教育支援委員会によるキャリア教育プロ
             グラムの評価・点検・改善

 

平成21年度の実施計画

平成21年度は補助事業の目的を達成するための本格運用年度と位置づけ、

PBL教育(PBLを柱とするキャリア教育システムの構築)に関して

 5月から6月    キャリアリサーチワーク(対象3年生)およびキャリアPBL(対象4年生)の実施準備
             (説明会、 グループ決め、計画立案等、キャリア支援室利用方法説明等)
 6月から 1月   キャリアPBL実施(ファシリテーター制度実施)
 7月から12月   キャリアリサーチワーク実施(ファシリテーター制度実施)
10月        キャリアリサーチワークおよびキャリアPBLの中間ヒアリング
12月        キャリアリサーチワーク報告会
 1月        キャリアPBL報告会
 1月から 3月   キャリアリサーチワークおよびキャリアPBLの実施評価とカリキュラムの見直し
 1月から 3月   ファシリテーター制度の見直し
 2月から 3月   PBL教育の実施評価を行う

キャリア教育支援室に関して

 4月        教員、学生へのキャリア教育支援室利用の説明
             (支援室の機能、利用方法、マニュアル等の周知)
 4月から 3月   キャリア支援室の整備・改善,専属コーディネーター・事務補佐員の雇用

データベース化およびキャリア関連科目の単位化に関して

 4月から 2月    ICカード出席システム及びデータベースシステムの本格運用
 4月から 3月   キャリア関連行事のスケジュールにそって各種講演会・各種講話・学年集会・工場
             見学などを実施
 4月から 2月   キャリア教育関連教科の単位化、キャリア証明書の発行

中間報告・評価に関して

 8月から 3月   各種講演会や研究会に参加し本事業の成果を報告、また当学会誌に本研究の成果
             を論文として投稿
12月から 1月   キャリア教育シンポジウムの開催
 2月        現代GP合同フォーラムへの参加
 3月        外部評価委員会への報告およびキャリア教育支援委員会によるキャリア教育プロ
             グラムの評価・点検・改善
 

【平成19年度の事業実施計画】

本年度の補助事業の目的を達成するため、

キャリアPBL教育に関して

10月から 3月 シンガポールTEMASEK POLYTECHNICSへPBL教育研修の派遣
(教員のFDを実施するため指導者研修)
10月から 3月 キャリア教育、PBL教育、データベースシステム先進校の視察。
視察後、キャリアリサーチワーク・キャリアPBL教育用の教材作り
10月から 2月 機械工学科3年生を対象としたキャリアリサーチワークの実施
1月 教員に対するFD講習会の実施
12月から 3月 キャリアリサーチワーク受講者へのアンケート実施とカリキュラムの見直し、
キャリアPBLカリキュラムの作成

キャリア教育支援室に関して

10月から12月 キャリア教育支援室の設置及びデータ・資料整備、利用ルール・マニュアルの作成
10月から 3月 専属コーディネーター・事務補佐員の雇用を行い、企業と就職について意見交換会を実施
11月から 3月 本校のキャリア教育に関する広報(ホームページ、パンフレット)

データベース化およびキャリア関連科目の単位化に関して

10月から 3月 ICカードシステムを導入して出席管理システムの構築準備とデータベースシステムに含む機能、仕様の検討
10月から 3月 学年別のキャリア講習会の実施と次年度のスケジュール作成
(マナー指導・各種講話・各種講演会・工場見学など)
10月から 3月 キャリアポートフォリオの検討、キャリア教育関連教科の単位化とキャリア証明書の検討

中間報告・評価に関して

1月から 2月 現代GPの合同フォーラムへの参加
3月 外部評価委員会への報告・評価およびキャリア教育支援委員会によるキャリア教育プログラムの点検・改善

以上の実施計画で行う。

本年度は補助事業の目的を達成するための準備年度と位置づける。