ご経歴
2006年3月 物質工学科 物質コース 卒業
2006年4月 岡山大学 理学部 化学科 3年次編入
2008年3月 岡山大学 理学部 化学科 卒業
2010年3月 岡山大学 大学院 自然科学研究科 修了
2010年4月 波佐見中学校 非常勤講師として勤務
2012年5月 西彼中学校 非常勤講師として勤務
2013年4月 早岐中学校 正式採用され教諭として勤務
2018年4月 川棚中学校に勤務
2021年4月 小値賀中学校に勤務
卒業生からのメッセージ
在校生の皆さんへ
突然ですが、「今、あなたは何を目標に学校生活を過ごしているでしょうか?」
ただ何気なく毎日を過ごしている人がいたら、それはかなり勿体ないです。ぜひ、「目標」を持って生活をしてください。職業柄、目標を持っている人とそうでない人を比べると、目の輝きや取り組み方が違うと感じます。
高専のいいところは進学校と違い5年間あることだと思います。進学校に比べ2年間も長く同じ学校に通えるので、余裕を持って自分のしたいことが探せる・自分のしたいことに専念できる強みがあります。私のときは、「就職」と「進学」が半々ぐらいでした。私は、中学校の教師になりたくて「進学」の道を選びました。高専から大学へは編入試験を受けますが、ここでも高専のいいところが見られました。まず、試験日が違えば何校でも試験を受けられること、そして進学校から大学へ行くよりも合格しやすいことです。
進学してからわかったのですが、大学だけでは中学校の教員免許を取得するのが物理上不可能だったので、大学院まで進んでやっと免許を取得することができました。その後、非常勤講師として長崎県へ戻り、教師への道を歩み始めました。非常勤講師をしながら毎年教員採用試験を受け、3年目に無事合格をして、4年目には正式な教師として現在に至るとなっています。
『自分の人生は自分のものです。自分が変わらず未来が変わるわけがない。』
ぜひ、自分の納得する道を探して歩んで、自分の好きな仕事に就けるように努力をしてください。
高専進学を考えている中学生へ
私は、小さいころから科学が好きで、中学生でも理科、数学、技術などが好きでした。自然の面白い現象に興味を持ち、数学の計算を解くことやモノ創りも好きだったので、3年生で高専の存在を知ったとき、ここに行きたいと思いました。
高専では、自分で考えて動くことが大事になってきます。これを読んでいるあなたも、勉強でも部活動でも何でもそうですが、自分が頑張れば頑張るほど結果が付いてくることを体験しているはずです。高専でそれを試してみるのもいいのではないでしょうか!
高専は1年生から専門的な授業が組み込まれており、いろいろな知識・技能を早くから身に付けることができます。それを企業で生かすも良し、大学へ進学してさらに磨きをかけるも良し。上にも書いていますが、高専から大学への3年次編入では、試験日が違えば何校でも試験を受けられること、そして進学校から大学へ行くよりも合格しやすいことがあるので、いいかもしれませんよ。
高専でしっかり学んでいけば、卒業後たくさんの道があります。それもあなたの頑張り次第で何通りにも枝分かれしていきます。
『あなたの可能性は1つじゃない、頑張り次第で無限大になる。』
ぜひ、高専進学を検討してあなたの可能性を広げてください。