履修規程
佐世保工業高等専門学校・技術者教育プログラム「複合型もの創り工学」に関する規程
履修対象者
「複合型もの創り工学」技術者教育プログラムの履修対象者は、本校の専攻科入学試験に合格し、専攻科に入学した者です。本校の複合型もの創り工学教育プログラムは、本科4年次から始まり、専攻科2年次で修了するまでの4年間の課程です。教育プログラムの履修者の決定は本科では行いませんが、専攻科入学者はプログラム履修者名簿に登録します。
本科5年次を卒業後そのまま専攻科に進学する場合の他に、本科5年次卒業後就職し、その後社会人選抜により専攻科に入学する場合などもあります。従って、本科5年次卒業後就職を希望する本校の本科学生も複合型もの創り工学教育プログラムを履修する可能性があります。
また、本科5年次卒業後、大学への編入学を目指している本校の本科学生は、編入学先の大学が設定する技術者教育プログラムの履修対象者となる可能性があることを十分認識しておいてください。もちろん、本科5年次卒業後一旦就職し、その後大学へ編入学する場合も、同様に編入学先の大学が設定する技術者教育プログラムの履修対象者となる可能性があります。
従って、本科の学生諸君はみな技術者教育プログラムの履修対象者となる可能性があります。
なお、他高専・短期大学等を卒業し、本校の専攻科に入学を許可された場合についても、本校のプログラム履修者名簿に登録します。
他の教育機関を卒業し佐世保高専専攻科に在籍する者のプログラム修了について
1 他の教育機関を卒業(修了)し専攻科に在籍する者の技術者教育プログラム「複合型もの創り工学」の履修規程のプログラム修了要件の取扱い
2 佐世保工業高等専門学校専攻科選抜出願区分B群入学者の技術者教育プログラムの修了要件評価基準
修了要件
以下の(1)~(4)をすべて満たしたものを、本プログラムの修了とします。
(1)本校の専攻科教育課程の必要な単位を修得すること。
(2)大学改革支援・学位授与機構より、学士の学位を受けること。
(3)本プログラムにおいて、124単位以上を修得すること。
(4)付表に定める学習・教育到達目標とその評価方法および評価基準を満たしていること。
総合試験
【1】目的
(1) 学習・教育目標の下記2項目の達成度を、総合的に評価する。
(A) 基礎と専門
(B) 地球的視点と技術者倫理
(2) 技術士一次試験に合格する程度の学力を保証する。
(3) 学生の学習修得意識の向上をはかる。
【2】対象および実施時期
(1) 対象: 専攻科2年生全員。但し、別表の『専攻科「総合試験」免除対象者の資格等』に規定する資格を取得し、申し出た者の当該試験は免除する。
(2) 時期: 総合試験Ⅰ、Ⅱ … 7月
総合試験Ⅲ … 11月
総合試験Ⅳ、Ⅴ … 10月
※本校の事情により、専攻科長が変更することがある。
【3】試験の種類と内容
(1) 試験の種類と内容及び評価基準を次に示す。なお、各試験の科目別配点は別途協議する。
種類 |
対応目標 |
内容 |
評価基準 |
総合試験Ⅰ | A-1(数学、自然科学) A-2(情報技術) |
数学、物理、化学 情報技術 |
100点満点の50点以上で合格 |
総合試験Ⅱ | A-3(基礎工学) | 設計・システム、 材料・バイオ、力学、 社会技術 |
|
総合試験Ⅲ | A-4(専門工学) | 材料・要素、設計・製造、 評価・解析、複合系 |
|
総合試験Ⅳ | B-1(地球的視点) | 地球的視点に関するレポート | |
総合試験Ⅴ | B-2(技術者倫理) | 技術者倫理に関するレポート |
参考
年度(対象者) | |||||
科目名 | H28年度 (25名) |
H29年度 (26名) |
H30年度 (29名) |
H31年度 (27名) |
R2年度 (22名) |
総合試験Ⅰ | 3 | 2 | 0 | 2 | 1 |
総合試験Ⅱ | 3 | 2 | 0 | 2 | 1 |
総合試験Ⅲ | 3 | 3 | 4 | 3 | 2 |
総合試験Ⅳ | 3 | 4 | 1 | 3 | 2 |
総合試験Ⅴ | 3 | 4 | 1 | 3 | 2 |
年度(対象者) | |||||
免除理由 | H28年度 (25名) |
H29年度 (26名) |
H30年度 (29名) |
H31年度 (27名) |
R2年度 (22名) |
「技術士一次試験」合格 | 22 | 21 | 24 | 22 | 19 |
「技術士一次試験」科目合格 | 0 | 3 | 5 | 4 | 2 |